Tiva Kavete Kiku

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2012米の出来具合は・・・?


「実りの秋」だというのに連日雨ばかり降っている今年の秋。昨日のイベントに行く前の日(土曜日)は何とか晴れたので、実家の稲刈り作業をやってきました。
いつもの年なら収量はさほど気にはしないのですが、今年は「連日の暑さと少雨」という悪条件があったため、実際に稲刈りをしていても「今年はどれくらい取れるだろうか・・・」と気がかりな状態。
刈り取ってみての感想ですが、稲穂の付き具合は例年並みでしたが、稲一株当たりの茎の数が少ない(それだけ成長していない)ため、収量は例年より少ない可能性が高い模様。あと、稲の成長期に高温が続くと、乳白米(白く濁った米)になってしまうので、出荷しても等級(ランク)が落ちてしまうので収入も少なくなります。(お米の味はまったく変わらないのでご心配なく。)
農業は本当にお天気相手の厳しい仕事だなあ・・・と改めて実感させられる、今年の稲刈りでした。


実家の農業は今のところ、私の両親が全ての作業をやっているのですが、ゆくゆくは私が後を継がなければなりません。
お米も野菜も買ってくればいいじゃんって思うかもしれませんが、私が子供の頃から慣れ親しんだお米や野菜はお金で単純に引き換えることはできませんから、今のような規模とは行かなくても、家族で食べる分位の農業は何とかやっていきたいですね。
ただ、問題はどこで世代交代をするか?ということ。こればっかりは単純に行かないから、難しいんだよなあ・・・。

あ、写真の稲の「はぜかけ」(地方によっては「はざかけ」という所もあるらしい。)は我が家の伝統です。これをやらないと我が家のお米の味にならないんですよね。

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